良く考えた話
仕事の革靴(¥2980)の浸水が気になるプリズマンですおはようございます
唐突ですが、先日とある宗教を熱心にされている方(顧客)とちょっとお話する機会があり、雑談のなかでそこの娘さん(おそらくアラサー無職)から
『なぜあなたは忙しく働くのですか?』と書かれたありがたい(であろう)パンフレットを頂きました。
いつもならニコニコしてそっとカバンにしまいこみ、気持ちだけ頂いてそのまま会社のシュレッダーへ行くのですが、ちょっとだけ気になったので捨てる前に読んでみて、思ったことを書いてみます。
まずは働く理由ですが、
『お金が必要だから』
まぁこれに尽きますよね、
もしアラブの石油王だったり億万長者だったらわざわざ働くわけはないのでこれはその通りです。
言い方悪いですが働きがいとかなんとかはそのあとの話ですよ
アメリカでは貧困層ほど肥満体型で富裕層ほど健康的な体型をしていると何かで読みました。
不健康で粗悪な食べ物程価格は安いという事ですよね。
しかし、例えば食材にこだわった1食3千円のお味噌汁とおにぎりのセットがあったとして、生活が苦しい私がそれを毎日チョイスして食べる事が出来るのかというお話になると、きっと貧乏な私はもっと簡単に安く食べられるファストフード的な安い食事を選びます。
そして不健康コースへ。
沢山働いたからといって沢山お金が儲かる訳ではないという事実。
しかし、先達がシステムを構築し、社会構造となっている資本主義社会では『持つ者』と『持たざる者』は不変であり大多数の『持たざる者』は働かないと食べていけません。
これを否定してテロリストになるわけにもいかず、かといって無人島生活をするわけにもいかない。致し方ない部分です。
では『持つ者』になろうとしても、突然お金持ちになんて、どー頑張ってもなれるわけはなく、というか『持たざる者』は『持つ者』の為に働いているので決して逆転することはないようにシステムを組み上げており、この下剋上はありえないわけです。
じゃあ一生持たざる者である我々が幸せになるにはどうすればよいか、
となると持っているお金の量という尺度ではなく、人生において『やった感』を残していける暮らし方をしていくしかない。
幸福感重視の暮らしですよね。
パンフレットでは、資本主義の根源たる『お金』に関わると物質的な幸福は得られるが、それ以上に不安や不幸が付いて回り苛まされるから、その価値観そのものからの脱却が必要ですよ、と。
本当の心の豊かさを求めるのなら、私達と一緒に心をキレイにする活動をしましょうと言った感じの内容でした。
ちょっとでもへーと思ったアナタ!
勧誘に気を付けてくださいね!やられちゃいますよー!笑
確かに書いてあることはごもっともなことで、共感しちゃうとこもありますが、それとこの宗教に入信することはイコールではありませんし、宗教の上層部もまた『持つ者』として運営していますのでその世界から脱却できたとは言えないと思います。
なんか真面目に話しちゃいましたが、要は貧乏でも楽しい事は見つけられるってことです。
キャンプなんてまさにそうですよね、わざわざ外で不便を感じながら暮らす訳ですから。
お金をかけたどんな贅沢品にも負けない『体験』をこれからも家族でしていきたいと思います、俺たちの冒険はこれからだ!
(なんかジャンプの最終回みたい笑)
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